風が強く小雪がチラチラと舞って寒い日でしたが、時折差す陽ざしが温かく春が近いことを感じました。1月に水生班の人たちがB,C,D,E,F区の水域に繁茂するガマ類、カンガレイ、ヒシ、フトイなどを除去されたおかげで水面がすっきりとしていました。
ほとんどの草本が寒さに耐えてロゼット状態でしたが、日当たりのいい場所(C区水路)のニョイスミレが小さな花と蕾を付けていました。キツネノボタンも小さな蕾を付け始めていました。A区の水域ではタチハオゴケが青々として岩場で増えていました。またH区の法面ではハイヒバゴケがこれもツヤツヤとして広がっていました。(コケの名称は確定的ではありません)
林域A区、B区に群生するアオモジ(約70本)はいよいよ花期(3月頃)が近づき蕾が大きく膨らんでいました。来月の観察日が楽しみです。ジョウビタキがビオトープのフェンスの上に止まったり草の実をつついたりしていました。(T)
12月に池の水を抜き、池干しに取り掛かりました。1月、2月(今回)に人力作戦で7年間溜まり続けた底泥の掻き出しを行い、初期の状態に戻しました。水の復旧を待ちかねてヤマアカガエルが産卵にやってきました。(O)



















