暑さ残り続ける秋、どうやら今日の活動を境にして、一気に深まる秋となるようです。近くでは、クマ情報が飛び交っていましたが、今日の活動ではそのような痕跡は見つかりませんでした。(O)
ミズオオバコ(絶滅危惧種)がD池一面に咲いていました。花は90個ほど、9月とほぼ同じ状態でした。ミズオオバコの花期は一般的に8~10月で、千提寺ビオトープでも例年8月9月に咲いて10月に花を見ることは稀なのに・・・11月になっても満開状態とは!!今夏の異常気象と11月になっても夏日が続いたからでしょうか。水中には果実(苞鞘)がたくさん出来ていました。
リンドウが今年も1株だけ咲きました。増えて欲しいと願っていますが・・・。草本に種子が出来るこの時季は毎年くっつき虫に悩まされるのですが、今年は7月と9月に草刈りをしてもらったお陰でアレチヌスビトハギに悩まされることなく調査(観察)することが出来ました。E池に生い茂っていたヨシをOさんが刈り取ってくれました。繁茂したヨシの下で眠っていた草本の種子(ツリフネソウなど)が来春には発芽してくれるかもしれません。全区にメリケンカルカヤ(イネ科、北アメリカ原産。要注意外来生物)が増えてきた。駆除したい。(T)