この日は、体を動かさずにじっとしていたら、少し肌寒さを感じる一日であった。今回の活動場所は、前回と同じ校舎(0号棟)北側の通称もみじ谷で行われたが、この谷で紅葉狩りを楽しめるのは時期的にもう少し先のようであった。
今回の作業は、参加者20人がA班、B班、C班の3班に分かれて行われ、もみじ谷東側斜面をA・B班、その北側の炭窯周辺から遊歩道沿いをC班が担当する3つのエリアで、刈払機、チェーンソー、手鋸、手ばさみを使いながらおもに下草刈りを中心に作業が行われた。加えて、赤松など立ち枯れした20メートル前後の大木も伐木、処理された。
9月から今回の活動で3回続けて行われた結果、谷底・東斜面の下草、小灌木はきれいに刈り取られ、もみじ谷はスッキリとした装いとなった。あとは、この谷が紅葉に彩られて黄色や紅色の谷に衣替えするのを待つばかりである。