千提寺ビオトープだより 2022年9月号

日中はまだまだ夏の様子の活動日、定例観察と前回に続いて草刈を行いました。この夏は水藻やガマ、ヨシ、ヒシなどの水際植物がかなりの勢いで繁殖し始め、除草作業に追われる様になりました。5年目を迎えたビオトープ施設ですが、「掻い掘り」を検討する時期かもしれません。(O)

 

ミズオオバコ(絶滅危惧植物)の花がたくさん咲いていました(32個)。B区のサワヒヨドリの株数が40~50株に増えて花を咲かせていました。他の区域にも広がって欲しいものです。チョウジタデは毎年数株しか確認できなかったが、今回はE区F区で群生していました。ハシカグサが全区域に広がっていました。アカバナの数が減って来て(駆除しすぎ?)A区とF区で数本淡紅色の花を付けていました。ヤブツルアズキがD区からE区、G区にまで広がり過ぎたので一部刈り取りました。(T)

ミズオオバコ
ミズオオバコ
ミズオオバコ(群生)
ミズオオバコ(群生)
アカバナ
アカバナ
ヤブツルアズキ
ヤブツルアズキ

チョウジタデ
チョウジタデ
アキノノゲシ
アキノノゲシ
ヌスビトハギ
ヌスビトハギ
マルバハギ
マルバハギ

ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
ウド(花)
ウド(花)
ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ
ヒシ(花)
ヒシ(花)

ヒヨドリジョウゴ(花)
ヒヨドリジョウゴ(花)
ヒヨドリジョウゴ(雄蕊、柱頭)
ヒヨドリジョウゴ(雄蕊、柱頭)
ツユクサ(雄蕊3種類)
ツユクサ(雄蕊3種類)
ヌルデミミフシ(虫コブ)
ヌルデミミフシ(虫コブ)