ビオトープだより ~観察再開~2020年6月号

新型コロナで自粛していた観察活動ですが、ようやく再開することができました。活動前半は、2か月の休止期間中に伸び放題に育った迷惑植物の刈込や、増えすぎた保存植物の間引きを行い、後半は、2か月間の生きものの様子を確認しました。

植物では、昨年は消えていた「クララ(マメ科多年草)」がD区とF区で見られたこととヤマザクラの幼木をA区で確認。水生生物では、シュレーゲルアオガエルの卵塊をB区、E区の水際の草むらで確認する一方で、まだ尾が残っているたくさんの幼体を確認しました。池全域では、トノサマガエルのオタマジャクシで大賑わいでした(O)

上段左から:ヤマアカガエルのオタマジャクシ(4/30撮影)、カルガモ(4/30撮影)、アオサギ(5/14撮影)、シュレーゲルアマガエル、ヒナキキョウソウ、ヤマザクラ、クララ、オトギリソウ、オトギリソウの葉の黒点