前日に降った雪が残っていて、寒い1日となりました。 今日は待ちに待った窯出しの日です。上手い具合に炭ができているでしょうか?
灰や砂埃を防ぐためマスクをしてから作業開始です。焚き口の木や土を剥がすと砂埃とともに ほんのり温かい空気が窯の中から流れてきます。みんなでリレー形式で炭材を窯から取り出しました。 炭材は思ったよりずっとかるかったです。それもそのはず、体積は元の約85%、重さは元の約1/3となっているそうです。
燻す過程で、倒れてしまって小さくなってしまったものは足で踏んでさらに小さくして灰炭にしました。 また、パイナップルや松ぼっくりなども小さくなっていたもののちゃんとその姿を留めていました。
午後からは、再び窯入れ作業を行いました。二度炭焼きを体験することでその行程をしっかり覚えてもらいます。
その後は、センターの研修室に戻り炭焼き倶楽部の講師から茶道用の菊炭についての説明とお茶のお手前を披露してもらいました。