チョウジタデの紅葉した紅い色が目に飛び込んできました。最近まで30度を超える真夏日が続きましたが、季節は確実に進んでいることを実感しました。F区でチョウジタデが増えてきました。ミズオオバコがC池で3個、D池で20個ほど名残の花を咲かせていました。水中では果実(苞鞘)がたくさん出来ていました。3年前(2021年)まで繁茂していたアカバナが減少して、A区とF区で数株確認できたのみ、増えて欲しいものです。ヒヨドリバナがA区、G区で群生しているのに、アサギマダラの飛来が確認できず残念でした。(T)
3日目もまずまずの天気に恵まれました。参加者は11名。この日の作業地はもみじの多い2苑です。11月の開苑を控え、苑内通路付近の桜の枯れ木や枝の伐採が主作業でした。予め危険と思われる木や枝を選定、目印のテープを巻いた上で2班に分かれて作業を進めた結果、通路を散策する上での倒木・落枝等の危険を排除することができました。伐採した木は13本、枝は8本です。また、開苑を控えて苑内2か所のトイレも掃除しました。 2苑の開苑は11月2日(土)~11月30日(土)の土・日曜日及び祝日で、9時~17時まで開門の予定です。 (火気は厳禁)
2日目のこの日も秋晴れの好天気。参加者20名のうち、植栽の剪定や枯れた桜の処理に必要な少人数を1苑に残して主力部隊は朝から2苑での草刈り等の作業を行いました。1苑とは植生が異なり、背の高いススキは殆どありません。例年、管理棟横の斜面にはササが伸びているのですが、今年は刈る程でもありません。鹿が食べたのでしょうか。他の雑草もそれ程伸びておらず、開園を控える2苑ですが、草刈りとその集草、処分、さらに通路脇植栽の剪定等の作業は一日で終了しました。一方の1苑では正面通路脇の植栽剪定、正門付近の草刈りの仕上げを行うとともに、枯れた桜の幹や枝の伐採を行いました。これにより、3日目の27日は2苑の桜の枯損木処理を限定人数で行うことにしました。
きのうとは打って変わった秋日和。里山センター玄関前の温度計は9時で20℃。半年ぶりの1苑でしたが、予想どおり苑内道路にはクズが張り巡り、斜面には背丈を超えるススキが生い茂っていました。参加者20名が10台を超える刈払い機を駆使して一斉に草刈りを始めるとエンジンの爆音が広い苑内に鳴り響きました。また道路脇の植栽(ツゲ)の剪定等も行いました。 今回は、刈り取った草を集草せず、そのまま来春の開園前まで残置することにしました。これまでは集草だけでなく、外縁部まで運んだ上で崖下等に投棄していました。そのために大きな労力を割いていました。残置することにしたのは、防草シートの役割を果たすのではないとの期待があってのことです。省力化と共に実験を試みる一石二鳥作戦です。
F区法面一面にヒヨドリバナが覆い尽くしています。昨年の2倍に増えています。逆に昨年まで多かったA区法面や林域Aのヒヨドリバナは5~6本に減少しています。F区の方が日照条件がいいからでしょうか? ...
猛烈な残暑が続く9月活動日。午前中は、この夏の暑さにも負けずに水域や陸域で大繁殖を続けている迷惑草の刈り取りを全員で行いました。今月のビオトープだより前半は、その様子をお伝えします。ビオトープだより24年9月号~草刈り編~リンクファイルpdfをご覧ください。(O)
8/7は立秋、翌8日のビオトープは心なしか木陰やテントの下は風が涼しく感じられました。6月中旬に草刈してもらったにもかかわらず法面は膝丈くらいのセイタカアワダチソウに埋め尽くされていました。A区の水路のアメリカセンダングサも6月に除去したのにまたまた繁茂して水路を塞いでいました。コガマ、フトイ、カンガレイが増えすぎて全区の水域が狭くなっています。F区の水域ではフトイ、コガマで埋め尽くされてミズオオバコが減少(絶滅?)しています。ミズオオバコの花はC池5個、D池5個、E池1個(初?)咲いていました。林域Aでヤマウルシの枝に止まっているオオミズアオを見つけました。オオミズアオは大きくて「最も美しい蛾」と言われています。(8/8 T) 野鳥班スタッフが林域調査で採取したカエルをヤマアカガエルと同定した。(※1) 春にBTで誕生したヤマアカガエルが順調に森へ帰っていったことがうかがえる。この半月ほどで、ミズオオバコの花がC、D、E池全体で58個に増えていた。B,C区で採取したイトトンボは写真でクッキリ腹部の黒点が確認できたのでホソミイトトンボと同定した。(※2)(8/22 S) ※1:240822ヤマアカガエル同定.pdf ※2:240822コンタクトシート.pdf
梅雨明け間近の定例観察日は30度越えの真夏日となりましたが、日陰では心地よい風が通り抜け、比較的過ごし易い一日でした。観察準備をしていると、優雅な舞姿を水面に映しながら飛んでいるトンボが目に入ってきました。名前を「チョウトンボ」といいます。蝶々のようにひらひらと舞う美しいトンボです。一見、真っ黒なトンボに見えますがよく見ると胴や翅が金紫色で、太陽の光を受けると見事な輝きを見せてくれます。千提寺ビオトープには2020年8月に初登場して以来、夏の来訪者として定着していますが、ヤゴを同定したことがなかったので今回初挑戦してみました。結果、2匹を確認しました。(O) ※本日確認した生きもの写真を楽しんでください。(240717コンタクトシート.pdf)
6月のビオトープ調査の日は夏のように暑い一日でしたが、生き物たちの元気な様子を確認することができました。...
「アドプトフォレスト制度」は、大阪府が一般企業(今回はI-ne株式会社)と森林所有者の仲介役となって、地域(里山)の環境保全などを目指して、放置された森林や竹林の下草刈り、枯木の伐木、間伐、植樹などを行って森づくり活動を進める制度です。...